
今日のご詠歌の練習で、歌詞の中に「度すべき者を度し終えて」というフレーズが出てきました。
お釈迦様の臨終の時のことを記した和讃の中です。
「度」は「迷いのない世界に渡す」という意味。
「迷いのない心に渡すだけのアイテムを、渡すべき人には渡した」ということ。
さらに換言すれば「やることをやり終えた」ということ。
ご詠歌の仲間には「やることはやるべき時に、やるべき場所でやってきた–そう心から思って最後の息を引き取りたいもんですね」と申し上げた。
「ああしときゃ良かった」なんて、悔いを残さぬ人生。仮に何か残っていても「ま、あそれはそれで仕方ないわい」と諦められる人生。
死に行く人の、遺族への「ありがとう」という言葉に、そんなフッキレた感じを持つのは私だけだろうか。
