
今日は原文とカキクダシからスタートです。
〔故殺誤殺有情命――ことさらに殺し、誤って殺す有情(うじょう)の命〕
大いばりで、ハエやゴキブリや蚊を殺し、あるいは知らず知らずのうちに虫を踏み殺していることだってある。※有情–命あるもの。生物。
〔顕取密取他人財――あらわに取り、ひそかに取る他人の財〕
万引きや賽銭泥棒は言うに及ばず、人の文章の接続詞と語尾だけ代えて自分の文章だと公にしたり、待ち合わせの時間に遅れて人の時間も盗んでいたりするものだ。
〔触不触犯非梵行――触れても、触れずしても、非梵行(ひぼんぎょう)を犯す〕
手相に見てやると女性の手に触るだけではない。レンタルビデオのアダルトコーナーに後ろ髪引かれるように、レンタルビデオ店の中を行きつ、戻りつして、挙動不審な客になる。
※非梵行–本来は仏教徒としてやってはいけないことの総称だが、ここではイヤラシイこと。
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昨日NHKラジオの午前中の番組「ラジオビタミン」の「宇宙に夢中」のコーナーで面白いことを、国立天文台の渡辺さんが面白いことを言っていた。
夜空に輝く星は光の点なのだが、その色を見るには、わざと焦点をぼかして、光を拡散して見るのがいいそうだ。 だから、視力が良くない人の方が、星の色はよく見えるというのだ。星の写真でも色をだしたい時にはわざとピントをぼかすそうだ。
この放送は車の中で聞いたのだが、やたらに私の琴線に触れた。きっと、何か普遍的な内容を含んでいるはずだ。今までの経験からそれがわかる。
「ピントを合わせると、形は鮮明になる。ピントをぼかした方が、色が鮮明になる」---専門分野に絞り込むと形は把握できるが、ナニモノかの特色を探したければ精密でないほうがいいということか・・・。
しばらく熟成させてみようと思う。
