
自らの所業に、ぐはははと笑うことがよくある。その行為は認知症のハシリかとも思うのだが、一つには短気な性格かもしれないし、先を考えない癖のなせるワザか、はたまた単なる喉っ渇きな体質なのか。
さっき、台所でステックコーヒーでコーヒーを作った。住職室で仕事をするかたわらに飲もうとしたのである。
熱湯を注いで作ったのに、そのまま台所で数分の間、娘と話しこんでしまった。
「どれ、やるか」と立ち上がり、台所を出ながら、充分に温(ぬる)くなったコーヒーをひとすすり。歩きながらの飲食はお行儀が悪いが、そのまま、「どうしてステックコーヒーはこんなに甘いのだろう」と思いながら、ジュルジュルと飲みつつ、住職室の扉を引く。
いざ、パソコンの前に座って、こぼれないようにカップ置きに収める—–。その状態が今日の写真である。
こぼれる心配はない。
だって、中身がカラなのだから。
台所から住職室までの、ほんの3メートルの移動の間に、全部飲んでしまったのだ。
さっき台所でコーヒーを作った目的は何だったのか・・・。
住職室での仕事を効率よく進めるためのコーヒーだっのか、食後のコーヒーを飲みたかったのか・・・数分前の、その記憶をたどることさえできぬ。どはははは。
まあ、コンナモンである。口の中が甘いので、口直しにお茶を入れて住職室に持って来ようと思う。
