
この「浄音」というご詠歌、ムッチャ難しい曲でして、私はその難しさのせいで、いままで心を込めて唱えられたためしがございません。
「浄(きよ)らかな音」とは、何じゃろか?
観音さまの説法の声か?
ご詠歌を唱える人の振る鈴の音か?
犬の鳴き声ではあるまい。あれは清らかというより、元気な音だ。
そういえば、密蔵院の数本の木の枝に、タイのお寺で買ってきた鈴をぶら下げている。多是の通り道を選んでつり下げた。影のある日に、お寺の外の歩道を通ると聞こえます。チリリリリーンって。
群馬での講習の前に会場のホテルのそばにある「三日月村」に寄った。笹沢佐保さんの「木枯らし紋次郎」の舞台になったところである。一番興味を引いたのは、「笹沢佐保資料館」だった。ぎゃははは。なぜかというと、三日月村は山の中にあったからで、山の中では、股旅モノはあわないからである。
今日は帰りに、素敵な植物や詩を口で描く星野富弘さんの美術館へ。庭に咲く花をじっしと見ていると見えてくるものがあるという・・・展示がほの暗い中でされていて、紙質や水彩がより自然にみられる工夫がしてあった、静かないい時間だった。
日光へ抜ける道すがら、どうしても行きたかった足尾銅山へ。すでに閉鎖されているが、日本で初めての公害の現場でもあり、また一時は日本の40パーセントの産出量を誇った銅山だ。
正直、甘く見ていたのだが、その坑道を使った展示はとても丁寧で、長距離で圧倒されましてございます。
皆さんも、日光か、伊勢崎あたりに行って半日時間があったら、ぜひ行ってみるとよろしい。
