
平地からさかのぼると、川はそこから、長い谷の合間を駆け上っていくようだった。
川が音をたてて流れる場所を瀬と言うので、平地から谷がはじまる場を「瀬が初めて現れる」という意味から「初瀬」(はつせ)書いた。
一方で、同じ場所が、谷が終わって急な川の流れが穏やかになり、瀬が泊まることから「はつせ」に「泊瀬」という字もあてられることになる。
やがて、「はつせ」は「はせ」と省略され、「長谷」にその「はせ」が当てられる。
万葉の昔から「隠口(こもりく)の初瀬」と呼ばれる地にあるのが、密蔵院の総本山、奈良県桜井市初瀬にある長谷寺である。
夕べは、明治大学にある、死や生にかかわる研究者たちの集まり「死生学研究所」。そこでの「ご詠歌の世界」という時間をいただいて、その後神田のおそば屋さんでの二次会。蕎麦湯割りの焼酎をがっつり、そば屋さんならではの肴に舌鼓を打って、楽しい二時間。
雨の日の夜は、江戸のそば屋が似合う・・。そんな気がとてもした。
今日は群馬県高崎市の仲間のお寺の檀家さんの親戚のお葬式を頼まれた。滅多にない檀家以外の葬儀に、いい緊張感で、無事に済ますことができた。
とホッとしたら、明日は私が群馬県藪塚でお話。150名の参加者の方々に「へぇ仏教って、こんなに役に立つ面白い考え方をするのか」と再認識いていただこうと思う。これからレジメ作りです。ぎゃははは。
