
「智水(ちすい)」は、智恵の水のこと。
水が汚(よご)れを洗い流してくれることからでしょう。仏教では煩悩を洗い流す智恵を水に託して使います(煩悩を焼き尽くすことから「智火(ちか)」という言い方もされます)。
智恵といっても、いろいろな智恵がありますね。
ものごとをありのままに見て取る智恵。丸くてでっかい鏡のようなものなので、大円鏡智(だいえんきょうち)っていいます。
ほかにも、一見違っているように見えるものの中から共通性を見抜く智恵。
同じように見えるものの中から、違いを見抜く智恵。
ことをなし遂げるのに何が必要なのかを見抜く智恵。
--どの智恵も、(仏様はもちろん)誰でも元々兼ね備えていて、その智恵を磨くことができるのじゃ。だから磨こうではないか、そうすれば世の中、面白れぇぞ--仏教ではそう考えます。
今日は「写仏の庭」(13時-15時。19時-21時)。
トレースするのは十二天の最後、月天(がってん)。つまり、夜のこと。”夜がある”おかげを感じる人たちが大勢います。
