
松風や 音羽の瀧の 清水を 掬(むす)ぶこころは 涼しかるらん
※掬(むす)ぶは、両手ですくうということ。
ご存じ、京都の清水寺(きよみずでら)は、れっきとした西国観音霊場の一つ。
松風の音も聞こえてくる、音羽の瀧のきれいな水を両手ですくって飲んで見ると、どんなに涼しく清々しい気持ちになることでしょう。―――そう花山法皇はご詠歌を詠んでいます。
もとより、松風は観音様の説法の声、そして清水は、八つの功徳があるという浄土の水にたとえての歌です。
いまでは、長いひしゃくで音羽の清水を飲むために行列ができていますが、かつては両手ですくって飲んでいたんですね。
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「密蔵院は日曜に法事があるから、二次会は駅そばの居酒屋です」--そう言って、密蔵院で解散になったのは22時50分。
一カ月ほど前に南アフリカへ植林に行った若者たち(一部をのぞく。わははは)の同窓会件、報告会。
このうち今日の朝5時に密蔵院へ帰ってきたのは、京都大阪組の・・・4人かな?わはは。よくわからん。9時にも一人帰ってきたからな。
京都組は二台の車にのって帰って行った。
今回参加のみんなには、本堂で、拙い私の法話を15分ほど聞いてもらった。
心を静かにしないと見えない、聞こえない、わからないことがあるという話から--
鐘の音は三種類あるということを実際に聞いてもらった。
ちょうど中秋の名月だったから、「月輪観(がちりんかん)」という真言の瞑想法を体験してもらった。---私にとっても、彼らのとっても貴重な体験になったようだ。
