六地蔵
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和尚ブログ ほうげん日記

十人の王の物語(その4)-秦広王-


「亡者が、亡くなってすぐに、そうやってトゲの木のトンネルを抜けようとする時、
 極悪人は、両側から木の枝がザワザワと迫ってきて、腿(も)を破り、皮膚を裂き、骨を挫(くじ)き、髄(ずい)を漏(も)らすという痛さを味わう。

 ほとんど悪いことをしなかった人は、大きな木のトンネルの中を歩くように通れる。
 少しは良いこともした人ならば、木の枝が後ろに後退して通してくれる。

 そして、トンネルを出たところが死天山(してんざん)の南門前。ここから、冥途という長い道のり、その距離今でいえば500キロメートル。

その時に第一の王さま、あなたの出番でしょ」

「おう」と重々しい声で答え、立ち上がったのは、身長は2メートルもあろうかという大男。堂々たる裁判官の衣装に身を包み、手には笏を持っています。

 これが、あの世の第一の取り調べをつかさどる大王、その名も秦広王(しんこうおう)です。

◇    ◇    ◇ 
 ついに、第一の王さまの登場です。
 では、この続きはまた次回。
 今日は、30年前にアメリカにショートのホームスティツアーに参加した面々の同窓会。ハチャハチャなエピソードがまた聞けそうで楽しみです。

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