六地蔵
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和尚ブログ ほうげん日記

施餓鬼縁起6-餓鬼の由来の巻-


 お釈迦さまがアナンに丁寧に教えました。

「よいか、アナンよ。餓鬼たちの悲惨な状況の根源は、供養されないということにあるのだが、それよりもまず、飢えているのだ。
 口中は火が燃えていて食べ物が燃えてしまう。かりに飲み込もうとしても喉が針のように細いので飲み込むことができないのだ。だからますます飢えることになる。
 餓鬼たちは、他の者に食べ物を与えてやるような優しい心は、すでに持ち合わせておらぬ。自分だけが食べたいのだ。
 この後、仏教が中国へ伝わると、このことを中国の文字で“餓”と表すようになる。“我だけが食べたい”という意味だ。そしてそのさもしい心と、卑劣な行動を“鬼”と言う文字で表し、両方で“餓鬼”という字を使うようになるであろう。
 さらに、仏教が日の出ずる国(日本)にまで到達した時には“自分のことしか考えない輩(やから)”のことをガキというようになるであろう。主に子供は自分のことしか考えないゆえ、我が儘な子供のことさえ“このガキ!”と言うようにもなるであろう」

 アナンはちょっとイライラします。心の中で思いました。

「お釈迦さま、そういうことは、今は教えてくれなくてもいいのです。そういうのをK.Yと言うのでございます。
 なるほど、餓鬼の文字についての蘊蓄は大切なことなのかもしれませんが、そのようなことは、後になって誰かが電子日記で書いてくれます。私が聞きたいのは、私の寿命をのばすという、お釈迦さまが観音さまから教えてもらった方法なんですから……早く教えてちょーだい」

 アナンがそんなことを考えて、上の空だった間に、お釈迦さまは、アナンが助かる方法をすでに説明し始めていました。アナンはあわてていいました。

「あっ、あの、お釈迦さま。すみません。最初の所からもう一度お願いします。昨日、タンポポの綿毛が耳に飛び込んでしまって、よく聞き取れなかったのです」
「あはは。面白いことを言う奴だ。まるで熊のプーさんだな」
「はっ?熊のプーさんって誰ですか?」
「それはこの後、2,500年ほどたつとだな……。出図似(デズニー)という人がだな……」
「いや、もう結構でございます。私が悪ぅございました。早く私が助かる方法をお示しください」

この続きはまた次回……。

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