
アナンからことの顛末を聞いたお釈迦さまはこう言いました。
「アナンよ。お前の前に現れ、お前の寿命が三日で尽きると予言した餓鬼には、それだけの力がある。恨みや憎しみの力は、それだけ強大なものだ。
しかし、案ずる必要はない。私達にはその力を軽く凌駕する慈悲の力があるのだ。これよりのち、2,500年ほどすると、譲次留宇粕(ジョージ・ルーカス)というアメリカ人が、素田阿魚津(スターウォーズ)という本の中で、人の心の暗黒面と明るい希望の面について描くことになる。もちろん、明るい面(理力)はダークサイドに勝るのだが……」
アナンはなんとなく空を見上げました。すると目の錯覚だったのでしょう。人工の月のような物が見えた気がしました。(失礼……ちょっと遊び過ぎでした。話を元に戻しましょう)
お釈迦さまの力強い言葉にも、アナンはまだ不安な面持ちを残していました。それを察して、お釈迦さまは言いました。
「アナンよ。心配しなくて良い。こういう時のために、私がかつて観自在菩薩から教えてもらった良い方法があるから、それをお前に伝えよう」
さあ、どんな方法でしょう。それはまた次回……。
