六地蔵
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和尚ブログ ほうげん日記

 遠州路や駿河路や……


昨年5月に続いて、昨日お邪魔した静岡放送主催のカルチャーセンターの講座「現代辻説法」の1コマ。

 せっかく静岡へ行くのだからと、虎造の清水次郎伝の冒頭の話、「秋葉山三尺棒の火祭り」の舞台。秋葉山神社へバレンタインデーイブだから家内をお供に引き回しての旅でゴザンス。わははは。

 東京の秋葉原も有名ですが、これもまた秋葉権現が祀られていたかつての原っぱから「秋葉原」と命名されているのは確かでしょう。
 火伏せの神さまです。江戸時代には全国に二万七千の分社があったそうで、その総本家が遠州の秋葉山。虎造の次郎長伝では「アキバ」と濁って読んでいますが、土地の方に聞いても、やはり「あきは」です。だから、アキハバラは正しい。

 昔秋の大祭の時には、多くの出店と共に、あちこちの博打打ちの親分の博打場が開かれていた場所……。こういうお祭りのことを「カタマチ」と言います(あはは、博徒用語だ)。

 麓から役7キロの山路、この山路に入ってからはとても博打場なんかは開設できる広い場所はありませんでしたから、きっと山麓でやっていたのでしょう。

 900メートル近い山頂にある立派な本宮……杉花粉飛散の情報もあったのか、あるいは2月の寒い時に行く人は余りいないのか、参詣者はあまりいませんでした。家内と二人連れの静かなお参りです。

 次郎長という49歳まで博徒、以後足を洗って70有余歳まで、清水港の港湾業務と富士山の裾野の開墾に全勢力を傾けて、生涯敵味方700余りの位牌に茶等を手向けて供養した……余裕のない生活をしている私にとって、そんな次郎長を偲ぶいい時間でした。
 義理人情の薄れたと言われる世の中……日本仏教の一面としての義理人情(かなり強引な屁理屈になりそうですが)を伝えられたらと思います。

 写真は秋葉山本宮。ここから遠く駿河湾をのぞむ景色は絶景です。

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