
宇宙……
地球も、人間である私たちも、他の動物も植物も含めた、存在しているものすべて…
そして、その物質が宇宙空間ではなるべく球になろうとする性質、月がいつまでも地球の周りをまわり、地球も太陽の引っぱられる力、
生命が生まれ、成長し、滅していく力…
笑い、泣き、落ち込み、立ち上がり、また転ぶ…人生模様
--これら全てが、宇宙という小さな細胞(私たちの感性から見れば殆ど無限の巨大さだが)がそなえている姿であり、力だ。
仏教では、その宇宙を誰が創ったかは考えない。分からんからである。証明もできないからである。仮にその創造主が誰かが啓示されたとしても、啓示を受けない人には分からない。分からない人は、啓示を受けた人の言うことを信じるしかなく、ひどく主体性の無い、追随的生き方をすることになる。
不確かなことの後を追いかけるより、目の前の確かなことを見つめていこうではないか……これがお釈迦さまの言いたかったことの一つだ。
あなたが求めているもの(「物質的なもの」「地位が欲しい」「愛が欲しい」などの精神活動も)は、すべて「あなた自身の中に有る」のだ。だから自分の心を見つめよう、掘り下げてみようというのである--これが仏教の考え方の基本になる。
写真は聲明ライブで一緒にやってくれている神奈川の元気バンド『輪』の松谷君が宮古島へ行った時に、染め物をしている工房で職人兼あるじに、
「『輪』というバンドが、密蔵院というお寺の面白い和尚にプレゼントしたいので、オリジナルで何か染めてください」と言って、染め上げられ、プレゼントしてくれたタペストリーである。風鎮代わりに白色サンゴもつけてくれた。
デザインが宇宙や輪を思わせるものになったのは面白いと思う。庫裏の玄関に飾らせてもらうことにした。
