
娘と車に乗って出かけた。
実家で行なわれる新年会のゲーム用の景品の買い出しである。
私は三人姉兄。それぞれが3人子供がいるから、全員集まれば総勢15人になるが、一人は仕事,一人は修行中で二人の欠員である。この中で今年成人式を迎える最年少が二人いる。今日はその祝賀会も兼ねている。
新年という節目に成人式という節目が重なったことになる。両親(彼らにしてみれば祖父母だが)に見せてやりたかったが、今はお墓の中である。でもまあ、親たち(私たちである)が我が子の成人式を目の当たりにできることが、普通に幸せなのだと思う。
車で町を走っていて、娘が言った。
「さすがに今日は一人乗りが少ないね」
「何か?」
「車だよ。走っている車に必ず何人か乗ってるじゃん」
「へぇ、お前さん、よく気がついたな。たいしたもんだ」
私は全然気がつかなかった……。イカンイカン。
良いことに気づかせてもらった正月二つ目である。
