
西国観音霊場のお参りから帰って来て、昨日は80人のご法事。後座でヘベのレケにご馳走になって、午後3時から今朝の7時まで……何時間寝てたんだ?
犬を連れて朝の散歩をしていたら、北の方(かた)3キロ弱の距離にある江戸川にかかる鉄橋を渡る電車の音が聞こえた。この音、空気の中の水蒸気が少なくなり、北風の時、つまり晩秋から冬にかけた時期しか聞こえて来ない。
祭日のこんな時間に、あの電車に乗っている人たちはいかなる用事がありやと思う。
仕事の人もいるだろう、行楽に出かける人もいるだろう、お見舞いに行く人もいるだろう、お葬式に行く人もいるだろう……
世の中はそういう違った目的で誰もが動いている。中には同じ目的の人のいるだろうが、それはまた希有なご縁である。
誰もが誰かの観音さまになっている、麗しい世界である。
