
お坊さんの一つのユニフォームが、なぜ、墨染めなのか。
墨は炭であり、炭素であり、カーボンである。一応、世の中で一番安定している物質である。何でも、燃やせば炭になるからである。それ以上に変化しようがないからである。
しかして、お坊さんは「仏の教えでもうこれ以上染まりません」という意味で墨染めの衣をまとうというわけである。そのくらいの心意気があるのだ。ぎゃははは。最初はそのくらいのこだわりがあってしかるべきである。
そんなことをお伝えしたくて、墨染めのお地蔵さまを描いてみた。
何故5人なのかは、単なる用紙のバランスであり、何故メガネをかけている人が一人いるのかといえば茶目っけであり、なぜ大笑いしているお地蔵さまがいるのかといえば、そうい人が人りくらいいないと、真面目すぎて面白くないからである。
苦しみや悲しみを、全部背負って、それでいて大笑いできる……そんな人がいて欲しい……という理想だからである。
久しぶりのオフの一日であった。家内がこの秋冬に、私の着る洋服がないというので、買い物に付き合った。私の買い物が終わって、家内の買い物の順番になったのでとてもついていけず……、デパートの通路の椅子で本格的に寝て、夢を見たのは生まれて初めてだった。
