
密蔵院の前の街路樹に百日紅(さるすべり)がある。
白、赤、ピンク……。
でも、手が届くのは白いサルスベリ。
手で花に触ってみた……
ビックリした!
触っていないように軽く、柔らかく、なんと表現すればいいのだろう。
こんなにも優しく、柔らかなものに、私の人生で、触ったことがなかった……と記したくなる程の感触。真綿色ではなく、真綿のような、否もっと軽い触り心地。
是非に、手に届くサルスベリの花があったら、触ってみてください。
さわってはいけないものに触ってしまったような……そんな妙な罪悪感も味わえるかもしれません。
こんな花の布団があったら、きっと安眠できます。布団メーカーの人は、究極の肌触りとして、是非触ってみてください。
もうちょっと年をとったら、あんな花のような人になりたいと思います。あと三〇年くらいしたらね!
