
昨日も今日も東京は「梅雨明けではないのか?」と思わせる天気。
ひるがえって昨日は、布教研究所の会議と、四国霊場四五番岩屋寺のご住職による特別講師の講義「弘法大師からのメッセージ」、そのままそして17名による暑気払い(と称する飲み会兼懇親会)。
大学の卒論でとりあげようと思ったヘミングウェイは
「食事と話を楽しむなら、最大で八人である。それ以上だと、一つの話題でまとまることができないからだ」
と言ったらしい。
(結局、ヘミングウェイを扱った論文数が膨大で、何を書いてもその域をでないし、引用ばかりで、教授のほうがエキスパートだから諦めて、ほとんど誰も書いていないアースキン・コールドウェルの[『タバコ・ロード』の研究]にしたのだけれど……)
とにかく、「一つの話題でまとまるのは八名がマックス」という文章を読んで以来三〇年近い年月と、数多くのそのような食事に出ているが、かの自然派老作家の言葉は、けだし名言だあると思う。17名の宴ではどうしようもない。
暑気払い食事会の前に、立ち寄った池袋「全国伝統工芸館」で、駿河の竹細工の吊るしの一輪挿しが目にとまった。密蔵院でも暑気を払って、心に涼しさを呼び込もうと思い、お買い上げである。
