
松の細い葉の間を強い風が抜ける時の音は、深みのあるシューッという音。
これが“いとおかし”と表現したくなるほど他では聞けない音。
まるで、松風が般若を談じているようだというので、これを称して、
「松風談般若」。
密蔵院には高い木は銀杏だけ。昨年枝落としして残った枝に、びっしりついた若葉。その葉の間を抜ける昨日、今日の強風に、松風とは違うものの「おっ、粋な音をさせるじゃねぇか」と梢を見上げてつぶやいたのは今朝のこと。
松林へ行きたくなりましたが、明日の浪花節の会の会場準備のため断念。
松風の代わりに、志ん生の落語を聞きながらの準備であります。
