参加者24名(全員がご詠歌関係者)の西国観音霊場巡拝第一回目も、全員病気も怪我もなく無事に帰ってまいりました。
過去10年以上、各お寺でなるべく、分かりやすい説明を心がけているつもりなのですが、どうも、心ここにあらずという方もいらっしゃるようで「へぇ、初めてききました」と言う御仁も……。めげずに同じことを申し上げて、いくらかでも、有意義なお参りにしていただこうと思いました。
変わって本日は、ご詠歌の検定試験の検定委員。30名近い受験者の中で、80歳半ばのご婦人(ご詠歌歴30年)の唱えたご詠歌は、絶品でした。
3年ほど前までは「上手に唱えよう」という意気込みがまさっていた元気な方でしたが、今日は入院中の病院から外出しての検定でした。
そのご詠歌が「上手」を越えた「丁寧な」奉詠でした。感動ものです。
きっと生き方も同じなのだと思います。
「上手に」生きるより、「丁寧に」生きるほうが、ずっと充実したものになると確信するに足る奉詠だったのです。
ご婦人は、奉詠後、すぐに病院へ戻られました。
私も木更津からの帰り道は「上手な」運転よりも「丁寧な」運転を心がけました。
「上手」より「丁寧」……。
私の人生の一つの修正ができた日のような気がします。鶴岡さん、ありがとうございました。お大事に!
