この夏から、手拭いがマイブーム。
いままでは「こんなもの、イマドキどう使うんだ」と思っていたのが恥ずかしい……。
ズボンのお尻のポケットに入れると,1センチほどはみ出る。柄が見える。粋!である。
白衣の袂(たもと)から、長方形に畳まれた手拭いを出して、軽く汗を押さえる。手拭いが、指を伸ばした手の長さと同じくらいなので、自然と指が伸びる。これまた粋!である。
朝、その手拭いを洗面所で石鹸を使ってクチュクチュと洗う。簡単に洗える。「僕にもできた!」である。
固く絞って伸ばして、衣紋掛けにかける。タオルのようにずっしりせず、まだ乾いていないのに、軽やかである。粋!である。サラシだけに、さらしモノとはこのことだ。
お昼にはもう乾いている。このそそっかしさが、また粋!である。
だが、考えて見れば、坊主が粋を目指すことはない。
粋ではなく、より良い「生き方」を目指せばそれでいいはずだ。
