単に「お経」と言えば、仏さまの教えを説いたものを想像されるかもしれません。
般若心経は「空」と「般若」。
法華経は、諸法実相(あなたの前にあるのが、素晴らしい真実に他ならない)。
大日経は、宇宙と私たちの関係性と、宇宙と渾然一体となるための方法がかかれてあります。
でも、それだけではないんです。
観音経のように、「観音さまの利益」を説いたもの。
錫杖経のように「錫杖の音の功徳」を説いたもの。
--などもあります。
お坊さんたちは、法要の目的によって、それらのお経を使い分けて読経しています。
その中でも、般若心経なんかは、
亡き人用には、「この教えを聞いて心やすらかに」という意味で、
日本の神々に対しても「この素晴らしい教えを聞いてニコニコしていてください」という意味です、
悪霊退治なんかにも「この教えを聞いて悪い心を修正しなさい」という意味で、読まれます。
言うなれば、オールマイティーなお経です。
