今日ご紹介するのは、古代ギリシャの哲学者プルタルコス(46年頃~120年頃)の言葉(写真)。裏を返せば「何が人生の幸福かを知らない人ほど、人が持っているもの(財や才能など)を『いいなぁ』とうらやましがる」ということである。人が持っていて自分が持っていないものを、うらやましく感じていることがあった私は、この言葉のおかげで、うらやましさを感るたびに「では、幸せとは?」と考え、「自分にとっての幸せ」を深く感じるようにした。次回は、プルタルコスの言葉に具体を添えたショーペンハウワーの言葉をご紹介します。
