和尚ブログ ほうげん日記

可愛がってもらった実家（お寺）の檀家のおやじさんは、晩年チャーシュー作りが趣味だった。密蔵院の行事以外にも、何十回も手作りチャーシューをいただいた。美味しかった。そして、今、私はささみのスモークでその情（じょう）のバトンを受け継いでいるのかもしれない･･･と、今日、感じた（写真）。昨日塩麹漬けにした1キロのささみを、5時間かけて燻製して（燻製器がコンロだから仕方がない）、実家の義姉に持って行った。茶風林さん直伝の柑橘系なんでも氷とまぜちゃえ焼酎（紙パックの「いいちこ」を陶製の器に入れ、まろやかになったころに使う。写真）は、ほんとに危ない。台所で一緒にテレビを観ていた家内が、不覚にも椅子に座ったまま寝てしまうほどである。あはは。あなたが作るようになった想い出の食べ物はあるだろうか。