『般若心経』で聞き役として登場する弟子は舎利子(しゃりし)。ここで使われる「子」は中国語で「先生」など相手への敬意を込めた単語(老先生が老子、孔先生が孔子)だと記憶していた。しかし、違った。舎利子は原文ではシャーリープトラだが、そのプトラは「子ども」の意味なのだそうだ。シャーリーさんの子どもという意味だからそのまま「舎利子」と訳されたそうだ。プトラは、McGregorマクレガー(グレガーさんちの息子)やmcdonaldマクドナルド(ドナルドさんちの息子)で、(~の息子)を意味するマックと同じである。いままで私が書いた本で「舎利子」の説明はこの場を借りて、訂正させていただきマンモス。あはは。