娘が会社にいく前にストッカー一杯になった新聞紙を片づけてくれた。少し手伝ったのだが、取り残しがあったから「もう一つあるぞ」と言った(写真)。すると娘は(あなたは何もわかっていない)と言わんばかりに「わざとだよ」と宣(のたま)った。わけがわからない私は「どうしてだよ!せっかく片づけるだから、残さずに取ればいいじゃないか」と歯向う。すると、「野菜を包んだり、揚げ物の時に床に敷いたり、新聞紙って結構使うんだよォ」と私を諭(さと)した。「お前、主婦でもないのに、主婦力高いな」と褒めた。すると家内が「私だって、残すわよ」と対抗意識を燃やして参戦。あはは。たった十五秒ほどの、5月5日「こどもの日」の朝の出来事だが、些細な愉快なことが一日のスパイスになる--それに気づくかどうかという話である。
和尚ブログ ほうげん日記
2022年05月05日