お寺の倉庫にしばらく放置してあった空瓶の入ったビールケースを、近所の酒店に持っていった。問題なのは、この「空瓶」の読み方である。子供の頃から「アキビン」だったが、いつのころからだろう「カラビン」も使うようになった。しか、手元の国語辞典四冊を調べても「空瓶」は「カラビン」はなく「アキビン」である・・・と書いておきながら、酒屋へ行った時には「カラになったビール瓶を引き取ってもらいたいんですけど・・・」と言った。こんな言い方をするから「カラビン」と混同するようになるのだ。あはは。「クウビン」も聞いたことがあるが、これは専門用語か隠語かもしれない。ちなみに「空箱」は広辞苑だけに出ていて、「アキバコ」「カラバコ」の両方の読みがある。日本語を勉強する外国人の苦労がしのばれる・・・・。※写真はフリー素材から拝借しました。
和尚ブログ ほうげん日記
2022年03月13日