元旦に死んじゃった犬の四十九日は明日(犬に四十九日があるかどうかは知らない)。自分の妹がわりに犬を可愛がっていた娘が帰宅したので、今日、骨を埋めることにして境内の隅に穴を掘った(掘れる地面があるのだから有り難いと思う)。日本では墓堀りは特別な役である。ちょっと前まで火葬場で出されたお茶菓子の残りなどはすべて職員さんに置いてきたものだ(土葬の頃は墓堀りに任命された人に一升酒を振る舞った)。火葬や埋骨をした人の役得である。今回の私はたくさん愉快な思い出をくれた犬に、せめてこのくらいやってやろうという私なりのお別れができるという役得だろうと思う。どはは。
和尚ブログ ほうげん日記
2022年02月17日