「歳時記のようなものを書いてください」
「ヨウナモノって何ですか?」
「良い話を365話書くのではなく、『あと1年しか生きられないとしたら』という縛りをかけていただきたいのです」
「・・・・・・」
これが、本書の最初の打ち合わせで、私と企画編集担当の吉田さんの間で交わされた、雲をつかむような会話でした。数分間、途方に暮れたのを覚えています。~『残りの365日をていねいに生きる』あとがきより~
--ということで、390ページ(1300円+税)の新刊(写真)は、今日発売です。
ちなみに11月9日の昨日は「いい(11)空(9)気」で1ページ(500字)、今日は取り立てた記念日ではないので「苦」で1ページ、明日11月11日は数字が左右対象になることから「鏡の日」で1ページという具合。書店で見かけたら、とりあえず、ご自分の誕生日をパラパラと読んでみてください。うはは。