10年ぶりに石巻へ。震災の翌年に石巻に移住した若い友人、カメラマンのけーすけ(平井慶祐)が10年取り続けてきた写真の展示会『10年の幸福写真』をやるというので陣中見舞いである。一年半以上旅行に行けていない家内も連れだした。彼が10年間で切ったシャッターは10万回(40万回だっけ?)、その中から約3400枚をプリントして「欲しい人には差し上げます」という太っ腹な企画。”苦しみを減らしたり 悲しみを無かったこのにはできない けれど 喜びを増やすことはできる 「幸福写真」を撮りましょう”--そんな実行委員会の素敵な思いを心に染み込ませて、宿に入り、ラウンジに置いてあった「旅の思い出」帳に記帳し、帰宅した。写真は現在の石巻と「旅の思い出」。
和尚ブログ ほうげん日記
2021年03月13日