写経の本を2冊書かせてもらっているし、密蔵院のホームページには自由にダウンロードできる蓮台の写経用紙と地蔵プラカード写経用紙(写真)がある。編集者やウェブデザイナーからは「写経したものをどうすればいいかを説明してください」と言われる。そりゃそうだ。だから、書き手の責任として「密蔵院へ送っていただいて結構です」と書き添えている。送っていただいたものは本尊さまに足元に納めて、「奉納経」の証を書いてお送りする。何かしらの願い事を仏教と結びつけて処理しようとしていらっしゃるのだから、坊主の私にすれば「いつでもどんなことが起こっても、心おだやかでいたい」と願う仲間ができたようなものだと思えて嬉しい。昨日、伊予の八幡浜から一巻(お経は(かん)で数えます)お送りいただいたので、久しぶりに「奉納経」の証を昨日付けでハガキに書いた(写真)。
和尚ブログ ほうげん日記
2020年08月21日