急に思い立って買い物に出かけてしまうことがある。そんな時に限って、マーフィーの法則通り「お地蔵さまの御朱印をください」という方がいらっしゃる。書き置きが少なくなってきたので書いた。手描きだから同じものはないが、配色くらいは変えたくなるのが坊情(「人情」の坊主用語。あはは、ウソである。仏教は人情に踏みこまないし、私は家内から薄情とか非情と言われているくらいだ)である。私が不在の時、どの配色のお地蔵さまに日付が入れられ渡されるかは、家内や副住職の気分次第でランダムだ。もらった人は、この偶然性を無条件に受け入れることが(心おだやかでいるための)仏教精神だと思ったほうがいいだろう。ぐはは。
和尚ブログ ほうげん日記
2020年08月19日