犬は天然の毛皮を着ていので、涼を求めて家中を移動する。11歳だから移動先で横になる。白内障だから台所ではテーブルの影で横になる(写真)。人恋しい時は長男の足元で横になってナデナデしてもらう(写真)。この犬を「私の妹」と言う娘が会いたいから帰って来るという(と言っても車で30分だが)。するとそれを知った父は「夕飯は焼き鳥を焼こう」と言い出す。これから私が焼く焼き鳥は、毛皮を着た犬、エアコンの効いた部屋、年寄りで白内障の犬、下に弟も妹もいない末っ子の娘、外で暮らす家族が来ると聞くと張り切りだす父の縮図である。もちろん「あなたが夕飯を作ってくれるの?」と喜ぶ家内も末席に連なる。ぐはは。
和尚ブログ ほうげん日記
2020年08月09日