本を書いていると不思議な話が来る。先週はアフェリエイターの人から「ブログで貴著を紹介しますので、一冊無料で送ってください。書評は無料です」というメールがあった。「出版社やあなたができない宣伝を私がやります」ということだ(成功報酬は払うことになるらしい)。今日は、電子書籍の出版社から電話があった。「『〇〇〇』というご著書が電子版になっていないようなので、当社で電子版を出版したいのですが」という話。「どうぞ」と返答したら「ついては、制作費がかかるのですが」とおっしゃる。「電子版になっていないあなたの本を、自分で制作費を出して電子版で出版しませんか」ということである。あはは。二件とも仕事につながらなかったのはお気の毒だが、世の中には、抜けている部分を埋めるような仕事があるものだと感心した。
和尚ブログ ほうげん日記
2020年07月16日