整理整頓の権化と化した家内が今日二階からおろしてきたのは、大16本、中16本の丸形蛍光灯。客殿の照明器具用にしまってあったものである。最近「この部屋、最近暗いよね」と言っていたところへ、思わぬ品々を発見をしたことに、権現さまは運命を感じたようだ。「取り替えて」とニコニコしながら言うから、脚立の昇り降りをくり返し、両腕を何十回も上げ下げして交換した。まるで家来(けらい)である。脚立から落ちてえらいことになった人が身近に何人かいるので、慎重に作業した。脚立の昇り降り、そして悪い足場でバランスを取りながら両腕の上げ下げ、加えて慎重さゆえの気疲れで心身ともにクタクタになった。こういう日は、好物を食すに限る。ということで、焼き鳥を焼くことにした。権現さまの許可もおりた。「疲れているのに、性懲りもなく、なぜそんな苦労を」と思われるかもしれないが、「串打ち」と「焼き」の疲れなど、昼間の作業に比べれば屁の河童である。ぐはは。
和尚ブログ ほうげん日記
2020年03月27日