[時々名言]--モチベーションを維持するために日々見える所に置いておくような名言ではなく、時々目にしてゆるむ心に打ちこむクサビのような役割を果たす名言のこと(名取造語)。で、シーズン1の最後は先月9日に段ボール地蔵版でアップした言葉。この二カ月くらいの講演会で「後悔の本質」の話の中でこの言葉を紹介すると、ほぼ参加者全員が私の顔をまじまじとご覧になります。この状態を演芸の世界では「客が背離(ばな)れする」(ちゃんと聞こうとして前のめりになること)と言います。それほど、何か思い当たることがあるのでしょう。過去をふり返るのなら、惨めになるため、悲しむためではなく、「あんなことがあったのだから、こうしよう」など、前に踏みだすためのロイター板にしたいものです。私の作った「しゃがみ込んだら、ジャップのチャンス」も、これと同様の言葉です。
和尚ブログ ほうげん日記
2020年02月28日