自分のことだと分からないのに、他人のことだとよく分かることがある。今日ご紹介する言葉の正しさを実感するのも、自分で「もうダメだ」だと思いこんでいる人に出会った時である。缶から犬用のビスケットを取りだして食べさせ、缶に蓋をすると、犬はじっと缶を見たまま動かない。また開くのではないかと期待しているのだ。だから、三十センチ離れた所に大好物のジャーキーを置いても気がつかない。私もこの言葉を胸に刻んで、心の視野狭窄にならないよう気をつけたいと思っている。
和尚ブログ ほうげん日記
2020年02月02日