幻冬社から次の本のタイトルと発売日を教えていただいて(詳細は後日)、ほっとしたので(と言うより、「ほっとしたのも束の間」)。次の本の下調べに『アインシュタインが考えたこと』(岩波ジュニア新書)を読んだ。初版が30年ほど前の本なので、最新の宇宙論にはふれていないが、知らないといけない基礎知識である。愉快だったのは、・太陽より少し重い星(二倍よりは小さい)の最後は中性子星になると言われている。中性子星は直径20キロメートルなのに太陽と同じ重さである。換算すると一立方センチメートルの重さが10億トン。富士山の重さがだいたい10億トンだという。もう一つは、・地球が今と同じ質量のまま直径1.8センチメートルの大きさになれば、ブラックホールになれる--富士山の重量と地球のサイズ縮小という具体例にニヤリとしたが、宇宙物理学や素粒子物理学の解きあかす驚異の世界は、私の体一つの中にも広がっていると感じた。むはは。
和尚ブログ ほうげん日記
2020年01月29日