二年間に渡る月刊誌の連載(24回)が終わった。Y編集長の思いつきのタイトルが24項目--「仕方ねぇなぁ」「仕事ってどういう意味?」「女性にゃかなわない」「おお怖い、怖い」「度胸と度胸」など--坊主として何を書いていいのか、逆に何でも書き放題のタイトルを丸投げされて、楽しく書いた24回だった。最後の12月号の原稿は、今年の8月にすでに送っていたが、昨日実物がきて、やり切った感一入(ひとしお)である。こうした一つ一つの原稿や講演会が、次の火種になるか、ならぬかは、私の与(あずか)り知らぬところだが、私が全力で生き、全力で書き、全力で話すしか「心をおだやかにする」仏教の教えを伝える方法はないと、今のところは思っている。佼成会の有料雑誌『やくしん』の読者の何人が、このブログをお読みいただいているかわからないが、2年間お付き合いいただいたことを、重ねて感謝申しあげます。
和尚ブログ ほうげん日記
2019年11月17日