今日は並んだ低気圧の外側を左右から回る風がぶつかって、行き場を失った風が上昇気流になって雲を作り、雨を降らしながら北へ押される。空いたところでまた風がぶつかって雲を作る。関東の東側は大変な雨である。「両眼滝なす涙」とは言うけれど、先程原稿のために読んだ資料にあった「雨は軒先から縄の如く」という表現を使いたかった。しかし、縄どころではない、ただ猛雨の滂沱(ぼうだ)たるを見るのみというところだ。被災した人たちをこれ以上苦しめないでほしいと思った。
和尚ブログ ほうげん日記
2019年10月25日