写真の企画書をもらったのは5月のこと。いったい何が書けるのだろうと思いつつ、色々読んだり、観たりしている(願わくば、他の編集者が「いただきーっ」と先をこすような、こすっからい真似はしていただきたくないし、そんなことをすれば編集者の仁義に悖(もと)ると思うが)。宇宙空間のような混沌たる、それでいて平均化されていない思考空間を旅をしているような気になる日々である。けど、大好きな宇宙や宇宙物理学と仏教との接点を、下町の和尚なりの感性で、開いて見せたいと思う。もちろん、その前に今月発売の本『小さな改善』と、その次の空海の本があるけれど・・・。