「お酒は、飲んでいる時はいつも飲み足らず、飲み終わるといつも飲みすぎている」という名言がある。飲みすぎた翌日にできることは、そう多くない。お地蔵さまを描くにも線がきれいに引けないから、描いておいたお地蔵さまの衣を黒で塗りつぶすくらいが関の山である。黒はそれ以上染まらない色で、僧侶が着る黒衣は「仏教が身にしみ込んでいるので、(お酒を除いて)損得や相対などの価値観には、もう染まらない」という意味だと思っているのは、私だけかもしれない。ちなみに、「酒の無い国に行きたい二日酔い。でも三日目には戻りたくなる」という名言もある。ぐはは。
和尚ブログ ほうげん日記
2019年08月18日