奈良県桜井市の長谷寺は、全国に200ほどある長谷寺の総本家。1300年ほどの歴史のうち、ここ450年くらいが真言宗豊山派の総本山だ。本尊十一面観音さまにお参りして家に帰ると良い知らせが待っていると言われることから、「長谷の観音、福観音」と言い伝えられてきた。昨日、長谷寺で授業をして、今日帰宅すると、永岡書店から監修させてもらった『空海、黄金の言葉』(宮下真著)がハンディ版になって届いていた。加えて、三笠書房から『気にしない練習』(これは私が書いた)の52刷決定のメールが来ていた。長谷の観音さまのご利益でハンディ版になったり、重版になったとは思わないが、読者と出版社への感謝を忘れずに、もう少し(?)謙虚な気持ちでいようと思った(そう思えることが、長谷の観音さまのご利益なのかもしれない)。
和尚ブログ ほうげん日記
2019年08月02日