鍼治療院に行くと、隣のパーテーションで治療を受けていたのは顔なじみの元力士(今は力士料理店店主)のSさんだった。「どうりで入り口に大きなサンダルが脱いであると思ったよ」とカーテン越しに言うと「あれはうちの女将さん(奥さん)のです」と、昼前なのに洒落たことを言う。お店ではいつもシャイな彼に「そのユーモアをお店を開けているときにも持っていなよ」と励ましたら、治療していた院長が「関取は午前中に活動するんだよ。夕方からは休むんだ」と言った。あはは。治療が終わって帰ろうとすると、私の娘ほどの年齢の女性の先生が私を見送ってくれる。テレた私は「ありがとう。でも見送ってくれると、坊主頭で後ろ髪がないのに、後ろ髪を引かれる思いがするから、見送らなくてもいいよ。体丈夫だよ」と言って、彼女が奥へ入るのを確認して外へ出た。出てからシマッタと思った。「私の背中にはブレーキランプがなくて5回点滅させられないから、見送らなくてもいいよ」と言えばヨカッタ・・・。イヤラシイ坊主である。あはは。※写真はイメージです。
和尚ブログ ほうげん日記
2019年07月10日