10年ほど前から家内が「何がどうなると上弦の月で、何が下弦の月なの」と聞く。「月の形の円の部分の反対側が、弓で言えば弦だから、それが上にあるか、下にあるかだよ」と答えていた。「でも、それじゃ、東から月が出た時と、西に沈む時で上弦になったり、下弦になったりするじゃない。つまり、真上に来るまで上弦だったら、あとは下弦になるってことよ。一晩で上弦と下弦になるの?」ともっともなことを言って、旦那を困らせる。放っておいたが、今日の月がとてもキレイなのでネットで調べて、分かりやすい解説があった。月が西に傾いた時に弦が上なら(東から昇って真上に来るまで弦が下でも)上弦の月と呼び、西に傾いた時に下だったら(たとえ昇る時に弦が上でも)下弦の月と言うのだそうだ。吉田拓郎の『旅の宿』で散々聞いた「上弦の月だったけ~」だが、上弦の月や下弦の月で、何か風流さを感じるかといえば、私はカ・ン・ジ・ナ・イ・・・。ぐはは。どなたか、その愉しみ方を教えていただければ幸甚である。
和尚ブログ ほうげん日記
2019年01月18日