図書館勤務の方々への講演会スタートまで20分。控室でお地蔵さまを描いた。こういう時、情報を受け取るだけのスマホは意地でも見ない(能動的な時間を過ごしたいのだ)。ぐはは。この部屋は対面朗読のほか、本の手話翻訳、外国語通訳用のために完全防音になっているそうだ。ドアを開けっ放しにしてくれたので閉塞感がなく、ありがたかった。無事に講演会を終えて帰宅すると、静岡県の熱海からわざわざ御朱印をもらいにいらっしゃった方がいた。聞くと、「(地元の)図書館で『心がすっきり軽くなる般若心経』を読んで、去年からどうしても筆者のお寺に来たかった」とおっしゃる。じつに能動的なご婦人である。ありがたいと思うと同時に、図書館つながりの不思議を感じた日である。
和尚ブログ ほうげん日記
2019年01月17日