一カ月ほど前に「来年はイノシシ年ですから、阿弥陀さまの年ですね」と言われて戸惑った。俗に干支の守り本尊と呼ばれるものは、守護霊的な、その人の守り本尊であって、その年の本尊ではないという思いが私にはあったからだ。しかし、そんな考え方もあるのかせれしれないと思って、今年最後の「写仏の庭」のお手本は、難波先生がかつて描いてくださった来年の守り本尊という説もある阿弥陀さまを三尊形式にした下絵にした。ぐはは。
ちなみに、生まれ年の守り本尊(調べてもどこにも根拠はないので、ロマンとして考えたほうがいいかもしれません)は以下である。子(千手観音菩薩): 丑・寅(虚空像菩薩):卯(文殊菩薩):辰・巳(普賢菩薩):午(勢至菩薩):未・申(大日如来):酉(不動明王):戌・猪(阿弥陀如来)。
和尚ブログ ほうげん日記
2018年12月12日