午前中のご詠歌に来た奥さま。「あら、先生、どこかへお出かけですか」と言う。「いや、これからご詠歌だから、どこにも行きませんよ」「そんな白いシャツを着ているからどこかに出かけるのかと思ったわ」だって。作務衣の下に着る長袖が、白のボタンダウンしかなかったのだ。家内に「時間があったら衣替えしてくれ」と言ったら、「私だってまだ半袖なのよ」と二の腕を見せられた。会話になっているようで、会話になっていない、夫婦の間のよくある不思議な会話である。もちろん、それ以上はつっこまない。そんなことをすれば「自分でやればいいのよ」と言われるのは目に見えているからである。うぎゃぎゃ(写真のモデルは、もちろん私ではありません)。
和尚ブログ ほうげん日記
2018年10月29日