六地蔵
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和尚ブログ ほうげん日記

残っていくもの

今日は宗派の布教研究所のメンバーと、千葉県佐倉にある義民佐倉宗五郎をお祀りしている宗吾霊堂こと東勝寺へ調査研究をかねたお参り。創作であろうとなんであろうと有名人と縁(ゆかり)のある場所は、訪れる人が多い。訪れる人が多ければ、そこでまた別のつながりができる。
かつて副住職に「このお寺を舞台にして何かやりたいことはないの?」と聞いたことがあった。すると、「檀家さん以外でこのお寺に来るのは、今の所、父さんに会うのが目的なんだ」と耳の痛いことを言った。昔、先輩が「寺の住職は自分がでしゃばるのではなく、本尊さまのスポークスマンでないといけない」とアドバイスされたことがある。それに通じる言葉である。
芸能の世界では「芸は一代、名は末代」と言われる。その人がいなくなれば、その人が偲ばれることはあっても、同じ人物が出てくるわけではない。
副住職が言うように、今の所私が前面に出ている格好になっている密蔵院だが、私が死んだあとも残るこのお寺のことを、本気で考える時期だとふと思った(写真は今朝の密蔵院本堂です)。

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