木の葉っぱは光合成を行うためとか、雨を集めるため、乾燥を防ぐためなど、さまざまな理由でその形があるそうだが、今日の東京は強風ゆえ「いちばん風の抵抗を受けて揺れる葉っぱななんだろう」と思った。密蔵院にある銀杏の葉っぱもウチワみたいな形だから相撲で言えば三役格かもしれない。しかし、近所にある木の中では今のところ、ユリの木のヤッコさんの形をした葉が横綱だろう。夕方になってお盆の送りのお参りにいらっしゃる方がいる。私は私で八日に出た『心が晴れる知恵』の打ち上げのため出版社がある神保町へ。一冊の本を読者へ「送る」日なのかもしれない。出かける私と一冊の本に向かって、ユリの木の葉っぱが「バイバイ「」いってらっしゃい」と手を振ってくれる気がする。
和尚ブログ ほうげん日記
2018年08月15日