午前中のご詠歌を終えて、やれることは少しでも時間があるうちにやっておこうと原稿に向かった。こうしてブログを書いているのに承認欲求のことに触れるのは変だが、他者からの承認欲求が強い人は、本人も周囲も大変だ。だから、承認欲求が少なくてすむ「自立」について考えた。自立している人は、他人からどう見られているかはほとんど意識しない。しかし、そうなると、自分勝手な人とどこが違うのかってぇ話になる。自分勝手な人だって、他人の目は気にしないからだ。で、ふと思った--自立している人は、自分の木陰で休みたい人がいれば(自分が役にたてることなら)「どうぞ」と言うだろう。しかし、自分勝手な人は、木陰に入りそうになる人がいると「金を払え」と要求したり、「出て行け」と追い出すだろう。こういう人だって、思いやりさえ持てば立派な自立した人になれると思うのだ。--こんな思いつきレベルの話は、もっと熟慮しないと、とても実際の原稿になどなりゃしませんけどね。ぐはは。
和尚ブログ ほうげん日記
2018年05月28日